「Wood Stone Alto Sax New Vintage」
石森管楽器にて試奏させていただきました。
(1)AF/アンティークフィニッシュ/High F# Key無し仕様(WOF)
自身の使用しているSelmer Mark6 8万台(初期型)に最も似ていてます。
ダークでシルキー、落ち着いた音質。
(2)AF/アンティークフィニッシュ/High F# Key付き
High F#Keyのなしと比べると、音が細く音が明るくなります。
(3)VL/ヴィンテージラッカー/High F# Key無し仕様(WOF)
ラッカー塗装がある分だけ音が明るいです。
新品のMark6はきっとこんな感じ何だろうと想像しながら試奏しました。
(4)VL/ヴィンテージラッカー/High F# Key付き
(5)GL/ゴールドラッカー/High F# Key付き
どちらも高域の倍音が強くて出ます。明るく派手でギラギラした音色。
ヴィンテージ感、Mark6感を求めるならば、
(1)AF(WOF)、(3)VL(WOF)
音質重視のHigh F# Key無し
High F# Keyが付いていないことが気になるかもしれませんが、替え指を覚えるチャンスです。通常音域からフラジオ(アルティッシモ)音域に繋げる時には、High F# Keyを使わないフィンガリングを使うことが多いです。
久しぶりにテンションが上がる楽器に出会いました。大人気で納期未定となっていますが、レッスン受講生の皆様にオススメできる楽器です。
「じゃあ、何で買わないの?」と聞かれるのですが、セルマーの音にカラダが慣れているので新しい楽器にチャレンジするのが大変だからです。楽器やアクセサリーを変えても平気だった時もあったのですが、微妙な音色の変化に敏感になったんだと思います。
AF/アンティークフィニッシュ/High F# Key無し仕様(WOF)